2015年見た映画およびドラマリスト(2015/8/1 - 2015/12/31

例によって略

ゼロの未来
★★★★★☆☆☆☆☆
相変わらず素晴らしい「世界」をつくり上げる監督だと思います。
が、なんかビミョーに説明不足とか後付っぽいのが目立つ気もしますねぇ・・・

変わらぬディストピア風味の世界観はとても素晴らしいですし
多分テーマとして言いたいのは「ネットは悪」とまでは言わなくてもわりと否定的考えをお持ちなのではないかなぁと思います。
見たイメージとしては「監督、世界観作るのでもう体力いっぱいいっぱいなのかしら?」というところでした



ボニーとクライド/俺たちに明日はない
★★★★★★★☆☆☆
ボニーとクライド、職業「銀行強盗」
この当時流行っていたいわゆる「フィルム・ノワール」と言う犯罪をテーマにした映画です。
男は刑務所から釈放されたばかりの無職童貞
女はただのウェイトレス
恋愛描写がありつつもそれにウェイトを置き過ぎない映画ですね。

主人公達は強盗で、人を殺したり殺されたりもするのですが軽快な音楽で重苦しくなっていないユーモアもある映画です
多分終わり方が納得行かない人も居るんでしょう、ぶつ切りじゃなければ納得出来ましたが・・・。

あと、BD版を借りましたが本編の音声小さすぎるんですけど!!



イージーライダー
★★★★★★☆☆☆☆
当時は「意味不明な映画」でしたが、今見ると明確な悪意を感じる映画です
(周りの人たちの見る目が自分たちに対して悪意を持ってる的な意味で)

とある知り合いが「世代間による摩擦映画」だと教えてくれましたが今なら理解できます(あんまりしたくないですが)
この映画がハリウッドに与えた影響は大きかったと聞いていますが、あくまでも当時の規制内での限界に挑戦した感じなのでしょうかね?
主人公たちは基本的に(清廉潔白な人でこそはありませんが)悪人でも無いですし、ドラッグ関係以外の犯罪行為はしてないわけですし・・・



ニュー・シネマ・パラダイス
★★★★★★★★★★

まず最初に、ディレクターズカット版ではなくオリジナル版を見ております。
話の主軸は主人公の少年とアルフレードおじさんの(性的な意味を含まない)友情劇。
それとその二人を結びつけた映画と映画館の歴史、こんな映画を(当時)29歳の監督が撮ったなんてたまらないですね。

最初のイメージこそはあんまり面白みを見いだせない映画だと思いましたが
途中で少年とおじさんに起こるある事件からすごく引きが強くなります

そして最後の最後におじさんから元少年に送られたプレゼント・・・本当なら何の事はないけどこの映像を見てるだけで
「おじさんから主人公への愛」がしっかり伝わって来ます
映画好きな監督が映画を好きな観客に対しての贈り物みたいな映画です、とは言えこの映画見終わった余韻で多くは語りたくありません
素晴らしい監督です、しばらくこの監督を追って映画見ようかしらね

12モンキーズ
★★★★★☆☆☆☆☆
鬼才と呼ぶにふさわしいテリー・ギリアム監督のディストピア映画です
ブラジルの時も思いましたがこれだけの世界観を作れて、しかも映像化出来るのは凄いなぁ・・・と純粋に思います。
ギリアムさんらしく報われない、無情な世界が広がります。
最後の最後には全てのピースが見事にはまり、見えたパズルの色はどす黒いです

あとブルース・ウィルスさんのお尻をお腹いっぱい(普通は2秒位でいっぱいになると思います)眺めることも出来ますね!
それと当時をときめくブラッド・ピットさんも出演しております
この監督の作品は点数じゃなく心に来ますね
次辺りバンデットQでも見ましょうかね



インド・オブ・ザ・デッド
★★★★★★★★☆☆
オリジナルタイトル:GO GOA GONE
一見その辺に溢れるバカ映画、実際にバカ映画ではあるのですが・・・
無能な主人公たち一行と(元凶である)マフィアの脱出劇。

巻き込まれ系のゾンビ映画ですがちゃんと「キャラの人間性」「どうしてその現場に行ったのか」「なぜ事件が起こったのか」「なぜ主人公たちは助かったのか」そして「状況がわからない主人公たちの目の前で食われて状況を解説してくれる被害者さん」
と言うすべての要素がしっかりと入っています。

少し説教臭いところもありますが、一見バカ映画を狙った演出の一つなのかもしれません。
意外とかなりしっかり見ることが出来るゾンビ映画でした、サメ映画にもこのくらいしっかりしたのがあっても良いのにね



オオカミは嘘をつく
★★★★★★★☆☆☆
空気と言うか映像の雰囲気というかそう言うの好きな映画です。
端的に言うと少女連続誘拐殺人犯として警察にマークされてしまった男の人のお話です。

凶暴な刑事と被害者の父、そして容疑者の三人がメインの登場人物になります。
最後のオチで「はい?!そんなの無理でしょ!!!」と思いましたが
ミスリードに気づいた瞬間に衝撃を受けました、そう言えば「誰の」とは言ってないなぁ・・・って。



華麗なる賭け
★★★★★☆☆☆☆☆
オリジナルタイトル:The Thomas Crown Affair
このオリジナルタイトルを華麗なる賭けと訳すセンスはそこはかとなく好きです。
強盗前から実際の強盗のシーン、そして資金回収までの流れは非常に素晴らしく
最初の30分くらいは見ていて圧巻されました
が、その後展開は恋愛描写がメインに移行してくため今ひとつ尻すぼみ感が・・・
最後にもう一回だけ強盗シーンが入るのですがほぼ同じ手でしかもダイジェスト、かなり残念でした

ゲーマー的に言うなら「この時代のCRIME.net」なんだろうなぁ、と思えます



鑑定士と顔のない依頼人
★★★★★★★★★★

主人公は高級品のオークションで一目置かれる有名人(老人・童貞)
その主人公の元にかかってきた依頼の電話、無礼に思いつつも言ってみるも
一切顔を出そうとしない無礼な依頼人。
はじめは怒りとかの負の感情しか無かったのがふとしたきっかけで興味に変わり、恋愛感情に行き着く・・・
基本的に恋愛映画とかその辺ってあんまり理解できませんが、これは展開に矛盾もなくすごく自然に恋愛に行き着いています

全体的に落ち着いた空気とたまに出るオークションのシーンの華やかさの差などその辺も意図した演出なんでしょうし全体を通してすごいよく出来た映画だと思います

そして最後の最後で観る側に選択肢を与えて終わる、その辺も上手く心得た映画でした



ゴースト/ニューヨークの幻

★★★★★★★★★★
深いお話ですね・・・
まあ、シナリオのスジはどこにでもありそうではありますが
ウーピーさんとデミ・ムーアさんの2人の女性が素晴らしいです

それと「幽霊が現世のモノに触るために必要なのは怒りや恨み」と言う設定が上手く作用しており
彼女に触れられない理由になってるんじゃないかなと思います(その辺明確な理由は出していませんが)

殺されちゃった主人公も、そして見てるこちらも事件のあらましは大体わかっており手を出せないもどかしさと言うのは非常にリンクします
それを考えるとどこにでもあるお話ではなく非常によく出来たお話なのでしょうね。

おこちゃまに「悪い子としたら地獄に連れてかれるよ」と言うのを映像を通して恐怖とともに伝えられる教材になるんじゃないかと思います。
素晴らしい映画でしたね!



ゴーン・ガール
★★★★★★★★☆☆
強烈な現代への風刺映画・・・と言うところでしょうか?
妻が急に居なくなった旦那が妻を探す、と言うどこにでもありそうな映画ですね。

ところが気づいたら旦那が悪人としてテレビで叩かれる様になり・・・と言う展開です。
重く、そして深い映画です
お話の流れも、登場人物も作中内でのリアリティも申し分なく、普通の監督なら10点入りそうではありますが
この監督だと「更にもう一歩」を求めてしまいます。監督への期待の裏返しと言うやつでしょうかね?

ジェットコースターの様に展開が動きますが
それでも全体的に落ち着いた色合いと作風のせいか、何が起こってるのかわからないと言う映画ではありません。
そういう映画が好きなら「ワイルド・シングス」シリーズの方が良いでしょうね



ゼイリブ
★★★★★★★★☆☆
They Live We Sleep(彼らは生き、我等は眠る)
この時代によくあった「一見現代、でもその裏では・・・」と言う典型的ディストピア映画
90分程度の程よい時間に、後半に入っても展開が読めない話の作り・・・これは良いですね
(あの戦闘シーンなければ80分代になったと考えると非常によくまとまったお話だなぁと思います)



ザ・レイド
★★★★☆☆☆☆☆☆
話の本筋は良い感じだったのですが
どうにもアクション映画見慣れないせいですかね・・・
演技が下手な人が多いなぁ、と見ながら思ってましたが(作中での)新入りばかりを集めた寄せ集め
悪く言うと数合わせに呼ばれただけの人達なので統率の取れた動きが出来るわけないですね。
(とは言え数合わせで呼ばれて殺されたんじゃ溜まったもんじゃないですね)
見どころはチームが分離してからの格闘戦でしょうか、流れる足技や自然な投技に惚れそうになりますね!



ゼロ・グラビティ
★★★★☆☆☆☆☆☆
映像は綺麗なのですが・・・
同じ様な作品なら「月に囚われた男」とか「レッドプラネット」とかの方が好きだなぁと思います。
なんか悪い意味で日本映画見てる気分でした



痴漢ドワーフ
★★★★☆☆☆☆☆☆
一言で言うと「優秀なNTR映画」でしょうかね・・・?
仲の良い夫婦→夫婦喧嘩→仲直りしはじめたと思ったら妻が行方不明にと言う「優秀なNTRには素晴らしい恋愛撃が必要である」を
守っているとも言えなくもありませんが、古い映画なのでまあその辺は・・・

出てくる人も美人さんですし服装もわりと狙った感も感じるえっちぃ感じで良いと思われます。
これがレーティングなしなのですからエッチなビデオはこの世に不要になってしまう日が来るかもしれませんね。

まあ、真面目に言うなら全体的に暗く怪しく不安にさせる映像であり、悪役側の人物も程よく気持ち悪い映像に統一感のある映画だと思います



天使にラブソングを

★★★★★★★★★★
映画の音楽の力を思い知らされました・・・
劇中の音楽聴きながら寒気が走ったのってサウンドオブミュージックのエーデルワイス以来です。
始めの退屈な雰囲気が主人公とリンクしてあの聖歌隊のシーンで一気に持ってかれた感じですね。

もちろん聖歌隊の歌以外にも劇中で使われてるBGMのセンスの良さとか王道とも言える話の展開でありながら
所々で笑いも忘れない、後半の流れは目から汁が漏れだして困りました。
むちゃくちゃ素晴らしい映画に出会えた事を感謝します、近いうちに2も見ましょう



天使にラブソングを2

★★★★★★★★★★★★
何か星の数が多い気がするけど気にしてはいけません!
こう言うのって大抵2作目になると陳腐化するのがこの業界の定めなのですが・・・
2で終わって正解とも言えますね、もっと活躍が見たい気もしますが。

お話自体は良くある「不良の学校に呼ばれた先生が生徒たちと心の交流をはかり云々」です
終わりもまんまそれです。

でもやっぱりウーピーさんとその仲間のシスターさん達の楽しさやそれに毒されていく生徒や先生たちと
言うのを見てくと気持ちが洗われる様です。
そして最後の最後で彼等なりの言葉と踊りで歌う姿・・・涙が本気で止まりませんでした
前作に引き続きまたしても映画音楽の力を思い知らされました
完敗です!



Dr.パルナサスの鏡
★★★★★★★☆☆☆
評価に困る映画、と言うのでしょうか・・・
世間的には「ダークナイトでジョーカーを怪演したヒース・レジャーの遺作」と言うイメージが強いかもしれませんが
個人的には「テリー・ギリアム監督の映画」と言うことで借りた映画です。

圧倒的世界観は相変わらず、でもオムニバス形式っぽく小ネタしか感じられない残念感が結構大きいです
とは言え時折来るブラックジョークやら小ネタとは言えちょこちょこ出てくるファンタジー感溢れる別世界は紛れも無く監督の映画でしょう。
現実世界はヒース・レジャーさんが、鏡の中世界は撮影前に彼が亡くなってしまったので代役3名が演じていますが
「鏡の中世界は理想が形になる」そう考えると顔が変わってることに対して違和感ないどころかより不思議な世界観になってるなぁと思います、そう言う説明はありませんがそう言う風に思わせられるのは凄いと思います

登場人物が全員素晴らしい演技を見せてくれるのと美術面の素晴らしさ等々、普通に考えたら名作と言える要素は多いです

登場人物が運命の選択をし、それからしばらく行方不明になったあと結婚して子供も生まれてる事がわかりますが
「結婚は人生にとって最悪の選択肢」と言う皮肉も込められてるのでしょうか?



ドライビング・ミス・デイジー
★★★★★★★★☆☆
真面目に社会的な意見を言うなら差別と老いをお話形式で上手く描ききった映画でしょうか?
雑に言うなら態度がキツく、率直にものを言う偏見の持ち主であるデイジー夫人と黒人の労働者であるホークとの友情劇。
最初は取り付く島もなかったデイジー夫人とホークのやり取りが軽妙になっていくのはすごい楽しいです

一見真面目な映画ですが皮肉やジョークも多々出てきて非常に楽しめました



ドラムライン
★★★★★★★★☆☆
音楽がテーマの映画ですが、ノリとしてはどちらかというとスポーツモノに近いかと思います。
マーチングバンドをテーマにした多分類を見ない映画です
(最初は軍隊のような雰囲気から始まり、予想と違う映画だったかなぁ・・・と思って見てました)

日本人が求める様なマンガの延長上の「天才肌の主人公の挫折と改心」と言う展開はあまり強くはありませんが
非常に見応えのある作品でした。
あと、監督役の人の目の演技すごく良いですね

この映画見て「自分の人生、ここまで熱意を持って挑んだことってあったかなぁ・・・」と言う悲しみを覚えてしまいました



パピヨン
★★★★★★☆☆☆☆
マックイーン主演、金字塔映画です
マックイーン自身よりも相棒の人の方が印象深かったなぁ・・・
男の映画、と言うより若干ホモ臭い気もします。

犯していない殺人の罪で捕まった男の脱走劇
とは言え別に無実の罪を晴らそうとするわけじゃないのは意外でした。
脱走劇と一人の男が壊れていくさまをマジマジと見せられるのですが・・・

あの途中の平和な島は何だったんですかね?無くても十分話が通りそうな気もします
マックイーンさんがおっぱい見たかっただけなのでしょうか?



バンデットQ
★★★★★★★★★☆
多分もうテリー・ギリアム監督の映画はまともには見れないかなぁと思います。
かなりこの監督の作る世界観に傾倒してきてるのがわかるので・・・
この監督の作る世界観とそれを映像化する美術のセンスが凄いなぁといつも思います。

一見子供向け、一見「ラビリンスみたい」とは言えところどころで監督らしさがあり
そして最後の最後で完全に彼の作品となるのです。
子供の教育に悪いとか言う大人も多いでしょうが、その前に自分達は100%子供に見本になれる完璧な人生を歩んでいるのでしょうかね?



ヒート
★★★★★★★★☆☆
マンガのヒートとは関係ありません
強盗ゲームPAYDAYのアイデアの元になった映画の様ですね

あのシーンやこのシーン、大半を上手くゲームに落とし込んだ結果がPAYDAYなんだなぁと感動しました。
映画的に言うとデ・ニーロさんとアルパチーノさんの共演(映像のマジックにより)です、アル・パチーノさん
かなり重厚な演技出来る方だったのですねぇ、狼たちの午後しか知らなかったです



羊たちの沈黙
★★★★★★★★☆☆
世間的にはレクター教授ばかり取り立てられてる気がしますが
このレクターさんと渡り合っても(演技的に)食われる事のない主人公の女性の演技も光ります
お話の筋には多少首をひねりたくなる所もある気がしますが、役者さんの演技の質の高さで大体カバーできてます

にゃんこや犬といった動物の扱い方すごく印象的だなぁ、と思いました



ニンジャ・アサシン
★★★★★★★★★☆

「ザ・ヤクザ」の時も思いましたが、海外にこんな”邦画”を撮られたら日本映画の存在意義が(ますます)なくなりますねぇ・・・
まず殺陣がちょおカッコいいです!
アクション映画は今ひとつわかりませんが、この映画の殺陣がカッコいいのはよくわかります!

主役(雷蔵)が日本人じゃないとかそう言うところを突っ込む人も居るでしょうが、この映画を今の日本人の演技力で撮れるとは思えないのが悲しいところです。
血や肉、人体バラバラとかそう言うグロテスク系な表現苦手な方にはオススメ出来ませんが、これは非常によく出来た
「邦画」だと思います!ショー・コスギさんも出演してます!
刃物と血の描写、主人公がよく使うのが鎖鎌とか、通な描写が多くてたまらないですね

それと微妙に突っ込みどころの多い特典映像、これはたまりませんね!


マッドマックス2
★★★★★☆☆☆☆☆
あれ・・・世間様の評価より・・・?
うーん、何が合わなかったんでしょうか・・・
アクション映画が苦手だからアクションメインに移行した2があんまりあわなかったのかもしれません
大量の火薬、爆発・・・そしてオーストラリアの壮大な風景、まさに映画向きではあるのですが。
初代の方が好きかなぁ

初代ボーダーランズはこの世界観を非常によく表せてるなぁと思います
2以降になってハイテクやデジタルメインになっちゃったので



----海外ドラマ----
ボーンズS5 7-8巻

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