映画の話題(2017/01/01 - 2016/07/31

戦火の勇気

★★★★★★★★★★
えっと、別にSENKAモノではありません

戦死した女性軍人に勲章を与えるか否かの調査に駆り出された軍人のお話
その軍人も過去に結果的に同士討ちで味方を殺してしまった過去を持っている・・・と言うつかみ
全く関係ないはずの主人公のお話と女性士官のお話、もちろん最後までつながる事はありませんが
それでも振り返ると似たような悲しい事故やら何やらだったのだなぁ、と思えるのは見事です

女性士官の方ははじめは紛れもなく勲章モノの人が別の視点のお話ではそれに陰りがあり・・・その実はと言う
ある視点を別の視点で見て、その上嘘を混ぜられてたりするのもあり事実は最後までわかりづらくなっています
パズルのピースがはまって行く過程は非常に優秀であり、見事と言う他ありません



ピクセル

★★★★★★★★★★
とあるゲーム大会の映像が宇宙に発信され、それが宣戦布告として受け取られてしまい
宇宙人から侵略される映画
それだけならどこにでもあるSF映画ですが襲ってくる宇宙人は古いゲームの敵達。
ここが今までありそうでなかった素晴らしい点、この時代に思い入れのある人間ならハートをガッチリ掴まれちゃう事間違いなし!
80年台のゲームに音楽、たまらないですね!
ご都合主義とか色々ありますが終わりよければ全て良し、大体満足な娯楽映画と言えます。
ゲーマーの皆様ぜひ!!
・・・それしか出来ない無能なオタクが世界を救うってのは世界中の夢なのですかね



Vフォー・ヴェンデッタ

★★★★★★★★★★
政府の策略により怪人にされてしまった正体不明の主人公が主役の復讐映画、で良いんですよね?
世界観は国が国民を支配するディストピア、思想も自由にならないまさにディストピア
この手の業界に居る身としては他人事ではありませんね、対岸の火事ではないです
起こりえそうな話だから見た時に受ける感銘もひとしおと言う感じです(もちろんこんなきれいに目に見える形で起こるわけじゃないですが)
アクション、バイオレンス、最後まで明確に語られない主人公像・・・素晴らしいです
いやぁ、あちらの国はアメコミが元ネタでも非常に上手く実写に落とし込みますね
日本も見習って欲しいものです



片腕カンフー対空とぶギロチン
★★★★★★★★★☆
超王道のB級映画
名前の通り片腕の超凄腕の格闘家がマチェットを上手く使い敵のギロチン使いを殺害する映画
・・・って言うとなんの映画かわからないですね
1作め(見てないけど)で殺された弟子の敵を討つために盲目のギロチンマスターが片腕ドラゴンと言われる凄腕の拳法家と戦い・・・
と言うかカンフー映画なのに主人公は正々堂々と戦わず、自分の得意なフィールドに敵を誘い込み
道具を使うことも躊躇わず地の利を活かして戦う映画、と言う方が正しい気もします。
嘘くささ、チープさ、バカっぽさ、そしてなによりも勢いあふれるまさにB級、90分で程よく楽しめる映画でした
B級入門に良いかもしれませんね!



ブラック・ファイル 野心の代償
★★★☆☆☆☆☆☆☆
アル・パチーノさんとアンソニー・ホプキンスさんの映画
レクター教授しか知らなかったので今のアンソニーさんを知りたかったので(新作で高かったけど)借りました

腐りきった製薬会社と勝つためには手段を選ばない腐った弁護士の戦い・・・
かと思いきや意味不明な映画になってしまいました
それもこれも多分イ・ビョンホンを無理やり出そうとしたからなのかしら・・・
謎の男として出てきたは良いけどバックグラウンドも信念も無く
ただただ話をかき乱していくだけの正直不要な存在でした

製薬会社、弁護士会社、そして主人公の弁護士だけで良かったと思います
正直この監督の作品借りることはもう無いかな・・・

あ、ホプキンスさんの演技は良かったです。レクター教授でもなく、作品に上手く溶け込んでたと思います



アフター・アース
★☆☆☆☆☆☆☆☆☆
見終わった感想:胃が痛い
ホームドラマはご自身で撮影されてはいかがでしょうか?
映画の内容的にはディズニーの方が向いてそうです

とりあえず概要は
宇宙を飛んでたら重力場に捕まって脱出したけどもう飛べないから危険な惑星に不時着するね!
そこはかつて地球だった星で、今では危険なエリアとして立入禁止だよ!
あ、宇宙船には人類を絶滅させようとしてる危険な生物兵器積んでるからね!!
と言った感じでお父さんが怪我したのでナビゲートするから息子が無線機取りに行ってね!!
でした、普通に考えたら酷い映画になる要素は無いんですけどねぇ・・・



バトルフィールド・アース
★★★★★☆☆☆☆☆
はい、「この映画ががあるからアフター・アースは最低映画になりえない」と言われた
2000年台最低映画と評された映画です。
結論から言うとアフター・アースの方が酷いです。

シナリオは地球が9分で異星人に侵略され
ひっそりと生き残っていた人類は原始時代の様なアナクロな生活を送っていました
主人公は原始時代の村から希望と未来を求め村から飛び出し・・・
と言うフツーの導入。
そして地球を侵略した異星人に囚われ、金を掘るために知識を与えられ
現代兵器を安々と扱いこなす超人になりましたとさ、めんどくさいのでこんな感じです。
投げやりな解説ですが嫌いにはなれません、ポストアポカリプスやら異星人やらが好きだからでしょうね
意外と見てて楽しめました

自分の子供が好きすぎて創作物にするのと
好きな世界観を創作物にするの、どっちが創作物としてまともになるか、と言う感じですね



エレクトリック・ドリーム

★★★★★★★★★★
84年の映画ですがCGっぽいのも多く使われており純粋に凄いです
主人公とコンピュータが同じ女性を愛してしまたお話
いわゆるコンピュータに支配され、振り回される人類のお話ですが
ここまで個人を対象にしたお話に落とし込めたのは凄いなぁ、と純粋に思います

あと造物主でこそは無いけれど、人間と機械が同じ女性に恋するお話ってインド映画のロボットも同じお話してましたね
この時代にこれが出来たって凄いなぁ、とおもいます。うん、すごく良い映画
80年代のSFってサイコー!



ロスト・ハイウェイ
★★★★★★★☆☆☆
後のマルホランド・ドライブの下地になったんじゃないかと思われる
デヴィッド・リンチ監督の例によって観客に理解させることを放棄した様な映画

かなり理解に悩みますね

主人公が奥さんを殺害する
逮捕されて死刑にされそうになる
までの時間軸は非常にわかりやすいですね

そしてそこからの流れは(あくまでも解釈の一つですが)
主人公が別の人間を妄想で作り、殺害してしまった奥さんと
もう一度別の人間として出会う妄想で世界を作り上げたんじゃ無いかな、と思います。
そして多分主人公は脱獄するor実は殺人から逮捕までの間の時間軸が
別人格として作り上げた人の動きなんじゃないかな、と思います。

実際にやったのは「奥さん殺害」「アンディ殺害」「エディー殺害」の3つ
他は妄想の味付け・・・かしら?
では最初の「ディックは死んだ」は誰に向かって言ってるのか・・・その辺はもう理解の範疇外ですね
何も考えないで良い映画も良いですが頭をフル回転した後に考察サイトと脳内で答え合わせするような映画も楽しいです



グレートウォール
★★★★★☆☆☆☆☆
映画館で3D視聴
万里の長城は実は饕餮(トウテツ)と言う化物から都を守るために作られたと言う設定
結論としてはヒロインがかわいいだけの毒にも薬にもならないどうでもいい映画でした
ツッコミどころも割りと多くてそう言う方面では楽しめると思いますが・・・
とりあえず壁から敵をバッサリ切るカッター出たり秘密の通路が出たり、万里の長城って便利ですね!
ウチにも1個欲しいです

あとトウテツの発音がタォ・ティアだったり敵を食べて強くなったりするのがカルドセプトっぽくてよかったですね!!!



ショーン・オブ・ザ・デッド
★★★★★★★☆☆☆
ゾンビ映画好きにはたまらない映画・・・なのかしら?
お話の筋は良かったけどお友達ポジションの人がすっごい屑で入り込めなかったと言うのが感想
BGMとかピンポイントで印象的なのが使われてて良かったなぁと言うのと
コメディゾンビ映画でもちゃんと目を白くしてたり造形には凄いこだわった感じはあります
もう少しお友達がまともだったら・・・と悔やんでしまいました



フェイク
★★★★★★★★★☆
30年間うだつの上がらないマフィアをしているアル・パチーノと
FBIの潜入捜査官のジョニー・デップのマフィア映画
マフィア側よりもミイラとりがミイラになっていき、生活がどんどん壊れていく
潜入捜査官側の切なさが心に残る映画でしたね

こう言う立場が真逆のはずが奇妙な友情抱いちゃう映画っていいなぁと思います
と言うかジョニー・デップって結構眼力強いのね・・・



Mr.ブルックス 完璧なる殺人鬼

★★★★★★★★★★
殺人鬼役でケビン・コスナー
それを追う刑事のデミ・ムーア
めちゃめちゃ豪華ですね、まあデミ・ムーアさんである必要もあまりない気もしましたが

主人公のブルックスさんは社会的にも成功している実業家
その裏では・・・と言うだけならよくあるお話ですが
他の殺人鬼映画と一線を画しているのはブルックスさん自身は自分の人生に満足していて
家族も愛している、そして家族も彼を愛している。
それと内なる声も視聴者には実体化して見えてるので内なる声と言うよりもある種掛け合いとして見れるモノになっています。
ただし、ブルックスさんは人生に満足はしているものの自称「殺人中毒者」であるので
自らの意志では殺人衝動は抑えられなくなっています、ジョイマーダーに近い感じもありますが・・・
映画の総評としては刑事側の話を少し少なくしてその分家族に時間を割いてほしかったなぁというのはあります
ブルックス一家が魅力的なのでそれが少しばかり残念。

とは言え見応えのある映画だと思うので是非にどうぞ



ハイネケン誘拐の代償
★★★★★★★★★☆
”裕福”には2通りある
莫大な金を手にするか
大勢の友人を持つかだ
両方はあり得ない
至言ですね、実際には大勢の友と言うよりも本物の友なのでしょうけど。

ビール業界で知らない人はいないであろうハイネケンの創立者が実際に襲われた誘拐事件を元に作ったお話
友人5人組が計画して億万長者のハイネケン氏を誘拐し、身代金が払われてその後までを描いたストーリーです。
実話を元にしたお話って大体最後は救いが無いのよね・・・
いつまでたっても支払われない身代金、どんどん壊れていく友人関係
いざ支払われた後はもう崩壊寸前だったりします
主人公たちは奇しくも最初のセリフの様な人生を送ることになってしまいます

どう話が収束していくのか、非常に楽しんで見れました



キングスマン
★★★★★★★★★☆
謝罪の王様ではありません
どこの国にも属さないスーパー諜報部隊のキングスマンのお話
ただのコメディ映画かと思いきや中々にヘヴィな展開と(一般の人には)グロいシーンが続いたりします
主人公は父に戦死したキングスマンを持つ、家庭内の問題のせいでグレかけた若者
それを主人公父に命を救ってもらった男性に見込まれてキングスマン候補になることに
と言う例によってよくある展開ですね

どこを斬ってもスパイ映画への愛とオマージュが溢れていて見てて楽しい映画となっております
最後のシーンの爆発は夜中に声を上げて笑ってしまうほどのシュールさでした
話が少し駆け足気味とか、うやむやの内に主人公がキングスマンの仕事をこなしてたりで勢い重視の作品なので
話の整合性を気にされる真面目な方にはあまりおすすめ出来ない気もしますが
気軽に見れるコメディアクションだと思います


----ドラマシリーズ-----
刑事コロンボ1<完全版>
★★★★★★★★★★
このシリーズって密かに映画だと思ってたのは秘密です
今の時代のドラマと違って1話90分で2話収録と言う非常にオトクな感じの漂う作品です

シリーズ化を想定してなかった第一話とシリーズ化一歩手前の第二話が収録されております
1話めって1968年なんですね、当然映像の感じやらセットの感じやらで少し安っぽく感じるところもありますが
話の筋は今見ても非常に優れています、今でも稀有な作品だと思います
まあ、今の時代から見ると変な描写も多いのもまた事実ですが・・・
1話目からしっかりとコロンボの特徴と言える所がしっかりと出てるのが凄いと思います
普通こう言う作品って1話めって今見ると全然違うってのが多い気がしますが

正直このシリーズだけでしばらく過ごしても良いくらいとまで感じますね!



スキャナーズ
★★★★★★★☆☆☆
エイリアンモノかと思ったら実は超能力やらミュータンとやら的なお話でした
時代は未来?悪の超能力者(スキャナー)が他の超能力者を仲間にするか殺害するかを行っている中
セキュリティ会社である「コンセック社」がスキャナーに危機感を覚え、対抗するために研究and保護を行っていた
って冷静に考えるとプロットはX-MENに近いですね
で、コンセック社が唯一抱えていたスキャナーも殺害され、どうしようかと思ってた所に街中に現れた正体不明の浮浪者
その人を使って悪の超能力者を倒そう、と言うお話ですね。前置き長っ

能力を一時的に抑える薬「エフェメロル」
(能力者は人の心を読んでしまい心の声が筒抜けになって辛いので)
出産される前から能力者になっている胎児
主人公とライバル、そして助けてくれた博士・・・
よくある展開かもしれませんが重なると結構驚きがありますね

なお、映画そのものは81年の作品ですが画質が非常に良くて驚きましたね



ソラリス
★★★☆☆☆☆☆☆☆
過去に見た映画「惑星ソラリス」が1971年の映画でしたが
今回のこれは2002年にリメイクされた映画です

元々(かなり眠気との戦いになる)哲学の塊とも言える映画だったのを
恋愛方向にシフトしてしまった残念な作品です
点数少し高いですがこれのお陰でまた原典を見てもいいなぁと思ったのでご祝儀ですね

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